中華そば@丸デブ 総本店(名鉄岐阜駅) ★★★★☆

丸デブ 総本店

今回は名鉄岐阜駅。1917年創業のお店です。
ニボチャチャ!!ラーメン あらき軒からのはしごになります。
岐阜のソウルフードとも呼ばれる老舗で、ユニークな店名からも気になっていました。
ここは避けては通れぬと向かってみますよ。

2021年94杯目

名古屋鉄道各務原線に乗って名鉄岐阜駅を目指します。
到着すると、出口を出て、平和通りまで抜けます。
右に折れて、平和通りをひた歩くと到着です。

お店は平和通りから少し入ったところにありました。
駅からは離れていますが、シンプルな道のりで迷わず到着することができました。
13時25分頃到着で、店頭には2名の行列が発生していました。
お昼時も少し過ぎていますが、やはり人気なんですね。
大人しく末尾に接続します。
10分程すると、店主さん?が現れ人数を確認されます。
1人だと告げると、後客と一緒の座敷席で問題ないか確認された後、店内に案内されます。
そのまま店内へ。

店内に券売機は設置されておらず、食後に精算するシステムとなっています。
まずは案内された座敷席に上がります。
メニュー表等はなく、メニュー札のみとなっています。
メニューは中華そばとわんたんのみのラインアップとなっています。
掲げられた創業大正6年の文字に重みを感じますね。
わんたんは麺類ではないため、ここはもちろん中華そばをお願いします。

座敷席で相席となりましたが、一応コロナ対策として斜めに座るように案内されます。
レトロな雰囲気の店内は、地元客の憩いの場といった雰囲気を感じます。
昭和感を越えた大正感。
これはなかなか味わえるものではないですね。
汲まれたお水で喉を潤しながら待ちます。

ラインアップ

メニュー料金
中華そば500yen

お店の情報

訪問日2021年3月29日
店名丸デブ 総本店
住所〒500-8876 岐阜県岐阜市日ノ出町3-1
最寄り駅名鉄岐阜駅
電話番号058-262-9573
営業時間11:00-17:30
定休日6日、16日、26日

中華そば

18分ほどして着丼。

小ぶりな麺鉢でやってきました。
思いの外小さくてびっくりですが、表面張力限界でみっちり詰まった感じがしますね。
はてさて、いただきます。

スープ

魚介ベースの清湯醤油です。
褐色のスープはほぼ油分がなく、和風なその味わいは蕎麦汁ですね。
ですが、甘めノスタルジックな醤油スープに心が落ち着きます。

中細のストレート麺となっています。
するすこ感のある麺で、軟らかな啜り心地ですね。
表面にザラツキを感じる麺でさらに蕎麦感がアップしますが、このスープにマッチしています。

豚チャーシューが3枚入っています。
500yenにして3枚も入っているとは恐れ多いです。
やや硬めの煮豚ですが、噛み締める旨さがあります。
残るは蒲鉾と刻みネギとリアル蕎麦っぽいですが、この出汁にはよく合いますね。

終盤は卓上の胡椒をお試し。
このスープとはあまり相性がよいと思えず、七味唐辛子が欲しくなりました。

評価

心に響くレジェンドな一杯でした。

★★★★☆[75]

これからも末永く営業して欲しいですね。
ごちそうさまでした。

メニューの情報

メニュー中華そば
料金500yen:後会計:現金決済
スープ醤油:清湯醤油:魚介
中細麺:ストレート
豚チャーシュー、蒲鉾、刻みネギ